医療安全への取り組みは、医療従事者だけではできません。患者さん・ご家族の皆さんが共に取り組んでいただくことが、大変重要です。そのため、患者さん・ご家族の皆さんには、次のことにご協力をお願いします。
1.安全・安心な入院生活をお過ごしいただくために
- 医療従事者からの説明を聞き、わからない点があれば遠慮なくお尋ねください。
- 患者さんご自身の健康に関する情報は、できるだけ正確にお知らせください。
2.患者さん間違い防止へのご協力
- 患者さん間違いを防止するために、自ら氏名と生年月日を言ってもらっています。
- 入院中は、リストバンドを着用していただきます。
- 文書等を受け取られたときは、必ず名前を確認してください。
3.転倒・転落を予防するために
- 入院中は、スリッパなど脱げやすい履物や滑りやすい履物は履かないでください。
- トイレの使用など、ベッドから移動される時は、無理をせずに夜間でも職員を呼んでください。
転倒・転落の予防
転倒・転落は、医療従事者がいくら注意しても完全に防ぐことはできません。患者さんやご家族の皆さんが、転倒・転落の予防について理解していただき、医療従事者と連携して協力し合うことにより防ぐことができます。高齢な患者さんが転倒・転落されますと、骨折されたり頭部打撲に伴う頭蓋内出血をおこしたりして重大な事故につながります。
当院では、多職種にわたる医療従事者が転倒・転落の予防活動に努めています。どんな些細なことでも遠慮なくお声がけください。
高齢な患者さんの特徴
- 骨がもろくなっている
- 寝ている時間が長いと筋力がさらに衰える
- 認知力や判断力が低下し、環境の変化に順応できない
- 薬(睡眠剤等)の影響が出やすい
入院中に転倒・転落が起こりやすい場面
- ポータブルトイレの使用時(特に夜間など。)
- 床に落としたものを、ベッドに寝たままの状態で拾おうとした時
- 点滴台につかまったら、そのまま点滴台が動いた時
- 立ち上がろうとしてテーブルにつかまったら、テーブルが動いた時
- 脱げやすいスリッパなどを履いていた時