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ロボット支援下手術部

現在わが国においてロボット支援下手術は広く普及し、パイオニアである泌尿器科のみならず、産婦人科、消化器外科、呼吸器外科、耳鼻咽喉科、心臓血管外科でも行われています。外科手術の進歩における大きな変革は、鏡視下手術(腹腔鏡手術)の登場です。開腹や開胸を行わずに体腔内へ鉗子やカメラを挿入し、手術操作を体腔内で完遂するという鏡視下手術は、近年における外科手術の大きな進歩でした。この鏡視下手術を更に発展させたものがロボット支援下手術です。即ち、鏡視下手術の鉗子やカメラを手術支援ロボットに接合し、遠隔操作で動かすことで、鏡視下手術よりも繊細な手術操作が可能になりました。しかし、このような医療技術の進歩が、逆に医療事故につながることも懸念されます。よって安全なロボット支援下手術を運用するためには、包括的な安全対策が必要になります。

当院では主に安全対策を充実させるため、診療科の垣根を超えた包括的組織として、2025年1月よりロボット支援下手術部を設立しました。このロボット支援下手術部の枠組みの中で、現在施行中の全てのロボット支援下手術に関する安全基準や、緊急時の対応などについて取り決めを行っています。また定期的なカンファレンスを、異なった診療科間、多職種間において行い、手術の質的向上を目指しています。

ロボット支援下手術部の組織図