「安心」「安全」「明るいお産」をモットーに、産婦人科医師、小児科医師、助産師だけではなく、栄養士、耳鼻科医師など多職種でお母さんと赤ちゃんの妊娠・出産・子育てのお手伝いをしています。
助産師は16名、うちアドバンス助産師が2名が在籍しています。アドバンス助産師を中心とし、より質の高いお産の提供を目指しています。
※アドバンス助産師とは、日本看護協会が、認定した高度な実践能力のある助産師のことをいいます。
妊娠中には････
“明るく快適な妊娠生活を過ごして欲しい…”“お父さんにも同じ気持ちで頑張って欲しい…”そんな気持ちを込めて、お産をされるかたには、当院で作成した『こんにちは赤ちゃん』の冊子をお渡ししています。
この1冊で妊娠中の過ごし方から、出産、育児について、が分かるようになっています。
「にこにこファミリークラス」を開催しています。妊娠中の過ごし方のポイントやお産、母乳のこと、産後のお母さんの気持ちの変化、育児についてなど助産師がお話しします。ぜひ、ご参加ください。
お産のとき････
出産は一生の貴重な体験です。私たち医療スタッフは、その貴重な体験を支援したいと思っています。
家族みんなで赤ちゃんの誕生を迎えられるようなお手伝いしていきます。
必要な場合には、小児科医師が立ち会いを行います。現在は立ち合い出産を再開しています。
陣痛が始まると出産のためのお部屋（LDR※）にて、ご家族で過ごして頂きます。
※LDRとはLabor（陣痛）Delivery（出産）Recovery（回復）の意味で、陣痛開始から分娩後までご家族と共にリラックスして過ごせるような設備です。
お産が終わったら････
これから赤ちゃんとの生活が始まります。
母乳育児を成功させる手段として、また退院後の生活がスムーズにいくために、母児同室としています。産後は無料個室で過ごして頂きます。全室シャワー、トイレを完備、Wi-Fiが使用できるようになっています。
助産師が、疲労回復、母乳分泌の促進を期待して足浴や肩のマッサージを実施します。育児技術習得に向け、授乳の方法や、おむつ交換の方法、ゲップの出し方、沐浴などの指導を行います。
また、お祝いの気持ちを込め、お祝い膳を提供しています。3食以外に15時のおやつ夜食を準備しています。
希望者には赤ちゃんの聴覚検査を行っています。検査後に耳鼻科医師の診察があります。
全ての赤ちゃんが小児科医師による診察を受けて退院します。
お産の費用は････
おおよそ47万円前後です。
なお、当院で出産予定の方は、外来通院中に出産育児一時金直接支払い制度の手続きを行っています。この制度を利用すると、支払う費用は、出産一時金を上回った額のみとなるので、多額な費用の準備をしなくてすみます。
ご不明な点は事務または助産師におたずねください。
妊娠中からお産の後まで切れ目のない、安全で安心なケアを提供できるように努めています。
当院で出産されるのを、スタッフ一同、こころよりお待ちしています。
