教育と研修

教育理念

思いやりを第一に、専門職として高度な知識・技術を統合し、いかなる変化にも柔軟に取り組み、当院および看護局の理念を実現できる看護職を育成する。

松江市立病院看護局教育システム概要

看護教育目標】<松江市立病院看護職員のあるべき姿>

1.ケアの根拠をふまえ、個別性にそった看護を提供できる
2.豊かな感性をもち、高い倫理性をもつことができる
3.自らの行動に責任をもった看護を提供できる
4.多職種と協働し、地域につながる看護を提供できる

キャリア開発ラダーシステム

一人ひとりの学習ニーズと目標を尊重し、キャリア開発を通して一人の人間として、また看護師としての成長・発達を支援するためにラダーシステムをとりいれています。

個の能力を最大限に引き出す人材育成

新人看護職員研修

1年間を研修期間とした松江市立病院看護局のガイドラインにそって、看護局が主催する研修と、各部署の教育担当者の実地指導者がプログラムを作成して行うOJT研修を組み合わせています。

 

<集合研修>年13回

  • 講師は専門看護師・認定看護師・ベテラン看護師などが担当します。
  • 薬剤部・栄養管理部・感染対策室・医療安全管理室など他部門の協力体制をとり、研修の充実を図っています。
  • 実践場面を想定して研修や気分転換をが出来る研修を工夫しています。

研修内容

<ローテーション研修>配属部署と研修部署が連携

  • 手術室・ICU・一般病棟で、新人に必要な技術習得を軸にした研修を行います。
  • 実践能力の高い指導者が直接指導します。
  • 経験した分野については自信を持って実践できるようになります。
  • 研修部署の先輩と交流ができ、院内のネットワークが広がります。

 

<ペアナースの導入>

 常に新人の実地指導者であるペアナースがいることで、新人看護師を全面的にサポートしています。

ペアナースによる指導

<松江市立病院の新人看護職員研修体制>

  • 新人研修プログラムの策定、企画及び運営に対する指導及び助言を行う
  • 研修の全過程と結果の責任を有する

松江市立病院の新人看護職員研修体制

新人看護師の1年

新人看護師の一年