地域がん診療連携拠点病院

当院は、平成31年4月1日に厚生労働省より「地域がん診療連携拠点病院(高度型)」に指定され、令和4年に改正された「がん診療連携拠点病院等の整備に関する指針」により令和5年4月1日から「地域がん診療連携拠点病院」(以下「拠点病院」という。)に改めて指定を受け、松江医療圏のがん治療推進の牽引役を担っています。

拠点病院の位置付けは「がん対策基本法」「がん対策推進基本計画」によって、全国どこでも質の高いがん医療を受けられるよう「がん医療の均てん化」のため、各都道府県の医療計画に定める2次がん医療圏毎に拠点病院の指定を国から受ける必要があります。

この指定には、高度ながん医療を提供するために望ましいとされる要件を複数満たしたうえで、その地域で診療実績が優れていること、高度な放射線治療が実施可能なこと、がん相談や緩和ケアが充実していること、医療安全に取り組んでいることなどが必須となっています。

がん診療連携拠点病院とは

  • 継続的に全人的な質の高いがん医療を提供する体制を確保する。
  • 地域におけるがん診療に従事する医師等に対する研修の機会を提供する。
  • 地域の医療機関及び県民に対し、必要ながん医療に関する情報提供を行う。

がん診療連携拠点病院の指定要件