当院では、2020年6月より心臓血管外科の常勤医が在籍しております。以降、下肢閉塞性動脈硬化症に対する外科的治療・血管内治療や、静脈瘤に対するストリッピング手術・血管内焼灼術(カテーテル治療)を中心に行っておりましたが、2021年5月に腹部大動脈瘤に対してのステントグラフト内挿術(カテーテル治療)の施設認定を取得し、同年10月に当院初症例を施行しております。現在、腹部大動脈瘤の治療に関しては定期症例のみの対応ですが、今後症例を重ねていき、いずれは緊急症例にも対応可能な体制を構築したいと考えております。
心臓・胸部大動脈手術は行っておりませんが、鳥取大学医学部附属病院・松江赤十字病院、そして当院循環器内科と連携し、手術適応患者の速やかな紹介や術前検査、術後の外来治療を行っております。
(資格)
日本外科学会外科専門医、心臓血管外科専門医、胸部大動脈瘤ステントグラフト施行実施医、腹部大動脈瘤ステントグラフト施行実施医・指導医、下肢静脈瘤血管内焼灼術実施医・指導医、緩和ケア研修会修了