精神科リエゾンチーム

患者さんの様々な心理的問題に対応するためのチームです。

 

主なスタッフ

精神神経科医師、精神科看護認定看護師、精神保健福祉士、薬剤師、看護師

 

「リエゾン」はフランス語で「つなぐ・連携する・橋渡しをする」という意味があります。

人の身体と心は密接につながっており、身体の病気にかかって入院したり、治療が長引いたりすると、人は強いストレスを抱え不安定になることがあります。また、身体の状態が影響して精神のバランスが崩れることもあります。このようなとき、チームで介入することが効果的であると判断されると、精神科リエゾンチームが介入します。

リエゾンには身体と心をつなぐという意味と、身体を専門にみる医療と精神を専門にみる医療をつなぐ、という意味があります。身体を専門にみる医療に精神科の知識や技術を適用して、より質の高いケアを提供する手助けを行います。

具体的には、紹介のあった患者に対し、週1回、患者や病棟スタッフの元を訪問し、意見交換をして心の状態を共有します。そして、効果的な関わりについて考え、患者のその人らしさが早く回復できるよう支援しています。