内視鏡手術センター

内視鏡手術センターは、内視鏡外科手術を安全・効率的に行うため、松江市内では初めてとなる3Dシステムの内視鏡画像装置を有する内視鏡手術センターを運用しました。

 内視鏡外科手術とは腹腔内、胸腔内などに、0.5から1cm程度の小さな穴を数箇所開けて、そこからカメラ、手術器械を挿入してビデオモニターを見ながら行う手術です。年々内視鏡外科手術は増加しており、消化器外科、呼吸器外科、婦人科、泌尿器科など各科で施行しています。

特徴として傷が小さく、術後の痛みが少なく回復が早い低侵襲手術であること、手術部位を拡大視でき、より精緻な手術ができることなどがあげられます。欠点としては、手術手技が難しいことがあげられます。そのため、日本内視鏡外科学会では、技術認定医制度を導入し安全性を担保しています。

当院では、技術認定医を中心に安全で、確実な内視鏡外科手術を行うよう日々努力しています。