1.以下のいずれかに該当する場合は「血液」での検査が可能です(FoundationOneⓇLiquidCDxがんゲノムプロファイル)
2.「血液」での 検査 を実施している当院の具体例
腫瘍組織を採取することが困難であることと、血中循環腫瘍DNAが多いと判断される以下の症例
3.血中循環腫瘍DNAを用いたがんゲノムプロファイリング検査の利点と注意点
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利点 |
注意点 |
血液 |
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組織 |
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日本臨床腫瘍学会・日本癌治療学会・日本癌学会3学会合同ゲノム医療推進タスクフォース
「血中循環腫瘍DNAを用いたがんゲノムプロファイリング検査の適正使用に関する政策提言」(令和3年1月20日)より抜粋https://www.jsmo.or.jp/file/dl/newsj/2765.pdf2021.4.28閲覧
CHIP:ClonalHematopoiesisofIndeterminatePotential;クローン性造血
4.コンパニオン診断薬としての使用上の注意点(FoundationOneⓇLiquidCDxがんゲノムプロファイル添付文書より一部抜粋)
下表に示した対応する治療薬を除き、本品で得られた結果は特定の医薬品に対する適応判定を目的としたものではない。
遺伝子変異等 |
がん種 |
関連する医薬品 |
活性型EGFR遺伝子変異 |
非小細胞肺癌 |
アファチニブマレイン酸塩、 エルロチニブ塩酸塩、 ゲフィチニブ、 オシメルチニブメシル酸塩 |
EGFRエクソン20 T790M変異 |
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オシメルチニブメシル酸塩 |
ALK融合遺伝子 |
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アレクチニブ塩酸塩、 クリゾチニブ、セリチニブ |
ROS1融合遺伝子 |
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エヌトレクチニブ |
NTRK1/2/3融合遺伝子 |
固形癌 |
エヌトレクチニブ |
BRCA1/2遺伝子変異 |
前立腺癌 |
オラパリブ |