インプラント外来

歯科インプラント

歯科でのインプラントとは歯を失った部位のあごの骨に人工歯根(チタン・チタン合金製)を埋入し、その上に歯をつくる治療法です。1本だけ歯を失った場合でも、歯が全くなくなってしまった場合でも治療ができます。また、動きの強い入れ歯をインプラントを利用して安定させることができます。

インプラント治療の利点

義歯をしっかりと固定できます。残っている歯に負担をかけずに治療をおこなうことができます。

インプラント治療の欠点

全身状態が良くない場合には適用が難しいこと、治療期間が長いことが挙げられます。現在のインプラントは骨に結合するのですが、粘膜との結合が強くないため、天然の歯に比較すると感染に弱いことも欠点です。さらに、インプラント埋入予定部位に骨が十分に存在しない場合、骨を増やす手術(骨造成術)を行ってインプラント治療を進める必要があります。骨造成に関しては、当科では大きな顎骨欠損にも対応しています。

歯科インプラントの保険適応

外傷後や口腔腫瘍の手術後などの広い範囲の顎骨欠損の症例に対するインプラント治療に対応いたします。(平成24年より保険適応:広範囲顎骨支持装置)
なお、一般的なインプラント治療は、検査・診断・治療のすべてが保険適応外(自費診療)となり、各病院で料金が異なります。当科での料金についてはご相談ください。

担当科・日程