「救急センター」は、いずれの部門でも24時間体制で良質で安全、的確な医療が受けられることをめざしています
当院は、二次救急医療機関としての役割を担っていますが、実際は一次から三次まで幅広く対応しています。毎月1,500人近くの受診者があります。
ここ数年は、行政の呼びかけもあり、適正な救急外来受診を心がけて頂いている様子で、受診者数は減少傾向にあり現在の数字に落ち着きました。
一方、救急搬送は200件/月を超え、増加の一途です。
平成26年7月より専従医が常駐して初期診療を行っていますが、従来通り、内科系、外科系、小児科系に分けて全科の医師が当番制で救急外来診療に臨んでいる体制は堅持して運営しております。専門的診療が必要と判断された場合は、当該科の待機医師に診察を依頼しており、良質で的確な医療が提供できるよう努力しています。また、看護面では救急看護認定看護師を中心にした6名の専従看護師を中心に運営しています。
平成29年3月からは、がんセンター屋上にできたヘリポートの利用を開始し、現場救急のドクターヘリ搬送や転院搬送に利用しています。
いつもご紹介ありがとうございます。地域連携室からもお願いしてまいりましたが、平日の時間内の紹介は地域連携室まで電話でお願いします。時間外・休日は救急外来宛で結構でございます。また、紹介状に「ご希望の診療科」を明記していただききますと円滑に診療を進めることができますので宜しくお願いします。不明の場合は内科系、外科系でも結構です。入院中の患者の転院依頼は、平日であれば当該科の医師に(地域連携係が仲介します)、時間外であれば救急外来担当医と話し合いの上でお願いします。
当院は小児科医が待機し救急診療に対応していますが、下記の時間に限ります。一般外来の時間延長ではありません。先ずはかかりつけの医院への受診をお勧めします。
これ以外の時間帯は病院当直医が診察します。
ICUは集中治療部の管轄で、重症患者を集中的に治療します。
各科主治医の診療に加えて、麻酔科医による全身管理、集中ケア認定看護師を中心とした多くの看護師による看護、臨床工学技士による機器の保守管理や操作、安全管理が昼夜行われています。救急外来真上の2階西病棟にあります。
松江・安来メディカルコントロールに属する当院は、より地域の救急医療向上に役立てるよう救急救命士の研修を行っています。救急救命士の生涯教育としての実習、養成課程での病院実習、気管挿管実習、薬剤投与実習などを受け入れています。なかでも気管挿管実習は麻酔指導医の管理下で、厚生労働省の指導手順に従って厳格に行っています。当院へ入院し手術を受けられる方には、「手術を受けられる予定の患者様へのお願い」という気管挿管実習に同意して頂けるかどうかの意向を問う用紙を配布しています。是非、安心して同意頂きますようお願いいたします。
実績 | H29年 | H30年 | R1年 |
R2年 |
R3年 |
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患者数(人) | 15,488 | 15,490 | 15,542 | 11,263 | 12,692 |
うち内科系(人) | 6,551 | 6,628 | 6,716 | 5,385 | 5,937 |
外科系(人) | 5,181 | 5,246 | 5,301 | 4,385 | 4,644 |
小児系(人) |
3,587 | 3,613 | 3,521 | 1,493 | 2,111 |
その他(人) | 169 | 3 | 4 | 0 | 0 |
救急搬送患者数(人) | 2,763 | 2,659 | 2,594 | 2,234 | 2,445 |
うちCPA患者数(人) | 69 | 71 | 57 | 58 | 62 |