形成外科

概要

形成外科は外傷(けが)、熱傷(やけど)、腫瘍(良性・悪性に関係なく、できもの)などによる身体表面の問題を治療する外科です。整容面にも配慮し、なるべく傷跡が目立たなくなるように治していくことを目標としています。また、瘢痕(傷痕)、瘢痕拘縮(傷痕によるひきつれ)、ケロイドに対しても、治療を行っています。範囲が多岐に渡りますので、治療に適した医療機器が当院にない場合や、さらに専門性を要する場合は、他の医療機関に紹介させていただくこともありますが、まずは、ご相談におこしください。

 

診療日程表

=専門外来

曜日
科名




午前 午後 午前 午後 午前 午後 午前 午後 午前 午後
形成外科 34 武本啓   武本啓   武本啓   武本啓   武本啓  

担当医師

職名:部長
氏名:武本 啓(たけもと さとる)
出身大学:岡山大学
卒年:H10
資格:日本形成外科学会専門医、日本創傷外科学会専門医
専門分野:皮膚外科(瘢痕形成、植皮、皮弁、皮膚腫瘍、褥瘡・潰瘍 他)、眼瞼形成(眼瞼下垂他)、フットケア(陥入爪 他)、鼻骨骨折

診療内容

1.外傷

傷の縫合、鼻骨骨折を含む顔面骨骨折の整復などの手術を主に行っています。熱傷に関しましては、軟膏による治療(保存的加療)を行い、必要ならば植皮術などの手術を行います。

2.先天異常

先天性眼瞼下垂、副耳、埋没耳、突出臍(でべそ)、陥没乳頭、多趾症、合趾症などの診療(手術を含む)を行っています。乳幼児では、基本的に入院していただき、全身麻酔の手術になります。

3.腫瘍

小さいものであれば、外来手術(手術室)で局所麻酔による切除・縫縮を行っています。乳幼児やある程度大きなものの場合は入院、必要ならば全身麻酔による手術を行います。また、必要ならば、植皮術や皮弁術(周囲の皮膚および皮下組織を移動させること)を併用します。

4.瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド

瘢痕・瘢痕拘縮に対しては、スポンジなどによる圧迫、必要ならば手術を行います。ケロイドに対しては、ステロイドの外用(テープ)や注射を行う場合が多いです。手術を行う場合は、放射線科に依頼し、術後に電子線照射を行います。

5.難治性潰瘍

褥瘡(とこずれ)や皮膚潰瘍(なかなか治らない傷)に対しては、まずは軟膏による治療を行います。必要ならば手術を行いますが、手術のみで治療を完結させることが困難な場合が多いです。特に、褥瘡では寝具も含めた生活習慣の見直しがなければ、すぐに再発してしまいますので、注意が必要です。また、皮膚潰瘍の原因が他の疾患にある場合は、そちらの治療が優先になります。

6.炎症・変性疾患

老人性眼瞼下垂では、余剰皮膚の切除に加え、眼瞼挙筋(まぶたを挙げる筋肉)を短縮する手術を行います。片側の場合は通院で可能ですが、両側の場合は術後に腫れて通院が困難になる可能性があるため、数日間は入院をしていただきます。陥入爪(まきづめ)は、周囲に炎症(痛みや腫れ、出血など)を伴っている場合が多いので、まずは炎症をおさえながら、爪を伸ばします。しかし、時間がかかる場合が多いため、希望される方には手術も行っています。

7.美容

当院では行っておりません。

8.レーザー

当院では行っておりません。

 

診療実績

 H21年H22年H23年
皮膚腫瘍・皮下腫瘍切除 54 68 57
皮膚悪性腫瘍 2 3 1
顔面骨骨折(鼻骨骨折整復を含む) 15 34 36
創傷処理(縫合、切開 他) 226 206 221
瘢痕形成 8 4 7
皮弁植皮 14 29 16
その他 17 16 30
合計 336 360 368
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