放射線科

概要

放射線科は、画像診断を基本に、その応用としてのIVR,放射線治療の3部門からなる診療科です。
今日の医療において、CTなどの画像診断は病状の正確な把握に必要不可欠です。放射線科は、日々おこなわれる画像検査を確認し、そこから判断できる病状に関して各診療科に情報を提供しています。そのため当科は、"医師の医師"という表現がなされますが、それは、語弊です。あくまで患者さんの事を思い、その検査から得られるべき情報を漏れなく拾い上げ、担当医師と二人三脚で患者さんの診療が順調にいくべく努力しています。
他の医療機関からの紹介患者さんの画像診断も毎日担当しています。検査前に診察し、紹介状の病状以外の病歴などを把握の上、画像診断を行っています。
IVRというのは、非日常的な言葉ですが、まだ的確な日本語訳がありません。画像診断手技を応用した複雑な診断や治療を意味しています。例えば、CTや超音波検査をして位置を確認した膿瘍を穿刺し、原因となった細菌の検査をおこなうと同時に、しばらくカテーテルという細い管を留置して膿を排出させて膿瘍を治癒させるといった手法があります。
放射線治療は、放射線を利用した腫瘍の治療方法です。手術、抗ガン剤とならぶ治療手段です。

 

診療日程表

=専門外来

平成23年8月1日現在
曜日
科名




午前 午後 午前 午後 午前 午後 午前 午後 午前 午後
放射線科 放科1
(診察室25)
堀 郁子   謝花正信   堀 郁子   謝花正信   飴谷資樹  
放科2
(診察室26)
飴谷資樹       飴谷資樹          
放射線治療 森山正浩   大学医師
  森山正浩   森山正浩   森山正浩  

担当医師

職名:診療部長
氏名:謝花 正信(しゃばな まさのぶ)
出身大学:鳥取大学
卒年:S53
資格:日本核医学会専門医、日本医学放射線学会放射線治療専門医、日本放射線腫瘍学会認定医、マンモグラフィー読影認定医、PET核医学認定医
専門分野:放射線診断、核医学診療、放射線治療、IVR


職名:部長
氏名:堀  郁子(ほり いくこ)
出身大学:鳥取大学
卒年:S60
資格:日本医学放射線学会放射線診断専門医、マンモグラフィー読影認定医、肺がんCT検診認定医師
専門分野:画像診断(MRI・CT全般)を専門にしています


職名:副部長
氏名:森山 正浩(もりやま まさひろ)
出身大学:島根医科大学
卒年:H3
資格:日本医学放射線学会放射線治療専門医、日本放射線腫瘍学会認定医
専門分野:放射線治療、画像診断


職名:副部長
氏名:飴谷 資樹(あめたに もとき)
出身大学:鳥取大学
卒年:H5
資格:日本医学放射線学会放射線診断専門医、日本がん治療認定医機構暫定教育医、がん治療認定医、マンモグラフィー読影認定医、肺がんCT検診認定医師
専門分野:画像診断、放射線治療


職名:臨時医師
氏名:金﨑 佳子(かなさき よしこ)
出身大学:島根医科大学
卒年:H7
資格:日本医学放射線学会放射線診断専門医、日本核医学会専門医
専門分野:画像診断 

診療内容

当科では、院内で実施されたCT,MRI、核医学検査、乳房撮影の全てに報告書を作成しています。殆ど当日に報告書を完成させています。
その他頸部エコー検査、検診の胸部写真なども担当しています。
核医学検査は、骨シンチや脳血流シンチ、心臓シンチに加え、PETも行っています。
核医学の治療部門では、甲状腺亢進症や甲状腺全摘後のヨード治療、ストロンチウムによる骨転移疼痛緩和治療も担当しています。
IVRは、血管造影検査による、肝腫瘍や、腎腫瘍の診断治療、消化管出血などの止血を行っています。CVポートも年間多数設置しています。これは、何らかの理由で経口摂取できないかたの栄養補給の手段としての持続点滴として、静脈内にカテーテルを留置し、その手前にポートというボタン状の装置を連結して皮下に置きます。栄養剤の点滴は、このポートというボタン状の部分で針を刺入すると体に注入することができるという目的で開発されました。しかし今日では半数以上が、抗ガン剤を繰り返し点滴して治療されます方の静脈注射の安全確保の手法として利用されています。
当院の放射線治療部門は、高性能のリニアック装置を保有しています。定位的放射線治療もおこなっていますが、2011年中に強度変調放射線治療という最新の治療方法も実施予定です。
これは、画像診断で、病巣の範囲を厳密に判断し、保護したい内臓の輪郭も確定した上、病巣には最大限の放射線量で、保護したい臓器には最小限の放射線量にするべく治療計画装置のコンピューターで複雑な計算をして治療するというものです。一方で、計画された治療方法で実際に予定どおりの放射線量であるか模擬体(ファントム)に照射して確認した上で治療します。非常に高度の判断と確認作業の反復を要する治療方法です。この治療は、診療放射線技師、放射線治療専門放射線線技師、医学物理士、放射線治療品質管理士、放射線治療専門医が担当します。治療専門医も増員の予定があります。

 

診療実績

 名称 H19年度 H20年度H21年度H22年度
 CT検査  16,478 15,522 13,678  16,098
 MRI検査  4,239 4,389 4,037  4,678
核医学検査  928 953 806  897
IVR:血管造影  160 136 14 149
IVR:IVHリザーバー 230 256 219 256
PTCD関連  62 55 29 41
腫瘍膿瘍の穿刺・治療  12 14 10 13 

放射線治療実績

 疾患名 H19年度 H20年度H21年度H22年度
脳脊髄腫瘍(脳定位治療)  11(2) 3(0)  3(0)  4(0)
頭頚部腫瘍  12 9 9 9
食道がん  9 16 19 4
肺がん・縦隔腫瘍  6 8 24 25
乳がん  41 55 68 48
肝・胆・膵  4 6 13 5
胃・小腸・結腸・直腸  5 5 9 20
婦人科腫瘍  2 2 5 8
泌尿器科腫瘍  17 20 18 9
 骨・軟部腫瘍  31 1 1 1
その他  0 4 0 2
 1311 RI内用療法  13 5 6 3
89 Sr RI 内用療法   5 8 9
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