ヒト・パピローマウイルス(HPV)

ヒトパピローマウイルスとは?

HPVは、男性も女性も共に感染するありふれたウイルスです。HPVのうちほとんどの種類は無害で、症状を引き起こさずに自然に消滅します。HPVのうち約30種類が性器部に感染するため性器HPVとして知られています。そのうち何種類かは高リスクで、子宮頸がんや、子宮頚部の上皮に異常細胞を引き起こし、がんに進行することがあります。それ以外は低リスクで、性器イボや子宮頚部の良性異型(異常であってもがんにはならない)を引き起こします。

HPVはどうやって感染する?

HPVは性交渉により感染するウイルスです。性交経験のある女性であればだれでも感染する可能性があるとてもありふれたウイルスです。性交経験のある女性の半数以上はHPVに感染したことがあると言われてます。

HPV検査とは?

HPVは徴候や症状を現さないため、感染しても恐らく分からないでしょう。ほとんどの女性が子宮頚部の細胞を採取し、HPVに感染しているかどうか調べます。従来の検査法(細胞診)にこのHPV検査を併用することで、子宮頚部の前がん状態(がんに進行する可能性のある変化)をより確実に発見することが可能になります。早期に発見すれば、治療して治ります。早期発見が重要な理由はここにあります。

松江市の検査料金は4200円です。

HPV検査が陽性だったら?

HPV検査が陽性でも、それほど心配する必要はありません。HPVに感染しても多くの場合は免疫力によって体内から排除され、1~2年後には陰性になります(感染者の90%以上)。ただし、HPV陽性ということは前がん病変を起こしうるウイルスに感染しているということですので、医師の指示に従い、精密検査や定期検査を受けてください。

子宮がん検診の結果、細胞診・HPV共に陰性だったら?

HPV検査が陰性ということはがんの原因を持ってないわけですから安心してよいでしょう。但し、定期的に検診は受けてください。

細胞診(陰性)
HPV(陰性)

3年後に検診
  細胞診(陰性)
HPV(陽性)

6~12ヶ月後に再検査
  細胞診(陽性)
 

すぐに精密検査

 

男性がHPVに感染する可能性は?感染したら?

性行為により感染するHPVですのでもちろん男性にもHPVは感染します。しかし、男性の場合は、女性と比べウイルスを検出困難なことや、入浴などで洗い流されやすい等の説もあり、検出率は低いようです。またHPVが男性に与える影響についてはあまりよく知られていませんが、高リスク型HPVが陰茎がんなどを引き起こす一因になることがあると言われていますが、子宮頸がんに比べると症例数はかなり少ないです。

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