救急集中治療センター
松江市立病院救急・集中治療センターは、救急診療室(救急外来)、救急病棟、集中治療室(ICU,CCU)の3つの部門から成ります。いずれの部門でも24時間体制で良質で安全、的確な医療が受けられることを目指しています。
1.救急診療室(救急外来)
当院は松江・安来メディカルコントロール体制の中で、二次救急医療機関としての役割を担っていますが、実際は一次から三次まで幅広く対応しています。毎月2000人近くの受診があり、うち250人前後の方が入院されます。救急搬送は180~200件/月、心肺停止状態の方も5~6件/月あります。このように時間内外を問わず多くの方が受診されています。
当院では内科系、外科系、小児科系に分けて全科の医師が当番制で救急外来診療に当たっています。専門的診療が必要と判断された場合は、当該科の待機医師に診察を依頼しており、良質で的確な医療が提供できるよう努力しています。また、看護面では救急看護認定看護師を中心にして救急病棟のスタッフが交代で従事しています。
しかし、昨今は軽症症例の受診増加が著しく、緊急症例や重症症例への対応に支障を来す事態になったため、平成22年4月から時間外の特別料金として「時間外選定療養費3,150円(税込)」を負担して頂くことに踏み切りました(ある一定の基準を設け、診療内容に応じて負担して頂いています)。安全で質の高い医療を提供するための方策でありますのでご理解いただきたく存じます。
救急外来を受診される患者さんへ
救急外来は24時間、365日開設しております。しかし平日の午前8時30分から午後0時30分までは原則として救急搬送の受け入れのみとさせて頂いています。開業医さんからの紹介は例外です。平日の午後0時30分から翌朝まで、休日・祝日は終日、制限なく受け入れをしております。平日の午後5時から翌日午前8時30分までと休日・祝日の終日は時間外となります。時間外の受診では、先に述べました「時間外選定療養費3,150円(税込)」を負担して頂くことがあります。不明な点はあらかじめ救急外来まで問い合わせください。
また、受診される場合は、以下の事項はあらかじめご了承ください。
1) 重症症例や緊急症例の対応中は待ち時間が長くなりますし、必ずしも受け付け順で診察するとは限りません。
2) 救急外来は急性期症状への対応をする場所であり、長期の投薬は致しません。
3) 診断書などの公的書類は原則として当日発行は致しません。後ほど依頼をして下さい。
4) 専門医が不在の時など、応急処置はしますが、診療を他病院にお願いする場合もあります。
救急外来にご紹介いただく医療機関のみなさまへ
いつもご紹介ありがとうございます。地域連携課からもお願いしてまいりましたが、平日の時間内の紹介は地域医療課連携係まで電話でお願い致します。
時間外・休日は救急外来宛で結構でございます。また、紹介状に、「内科系」、「外科系」、「小児科」、もしくは「ご希望の診療科」を明記して頂きますと円滑に診療を進めることができますので宜しくお願いいたします。
入院中の患者さんの転院依頼は、平日であれば当該科の医師に、時間外であれば救急外来担当医と話し合いの上でお願いします。中でも呼吸器内科疾患での転院希望は待機医師の承諾が必要ですので、お時間をとらせますがご了承ください。
小児科救急医療体制について
当院は小児科医が待機し救急診療に対応していますが、下記の時間に限ります。一般外来の時間延長ではありません。先ずはかかりつけの医院への受診をお勧めします。
1)平日、月曜日から木曜日は17:30~21:00まで(金曜日は除外)。
2)土曜日:15:00~21:00まで対応。
3)日曜日・祝日:10:00~17:00まで対応。
これ以外の時間帯は内科当直医が診察致します。
2.救急病棟・集中治療室
救急病棟と集中治療室は救急外来の真上の階に位置し、集中治療室8床(ICU、CCUを含む)、救急病棟は重症病床14床、救急病床6床、感染病床2床からなり、計30床あります。緊急入院となった患者さん、手術後の患者さん、人工呼吸器をはじめとした全身管理が必要な患者さんが滞在します。病院のなかで一番、患者さんの行き来が頻繁な病棟です。より濃厚な治療が必要な患者さんは集中治療室に入ります。ここでは、主治医の診療に加えて、麻酔科医による全身管理、集中ケア認定看護師を中心とした多くの看護師による手当て、臨床工学技師による機器の保守管理や操作、安全管理が日夜行われております。
救急病棟・集中治療室ともに、原則としてご家族の面会に制限はありませんが、小さなお子様の面会に関してはご相談下さい。入口で手の簡易消毒をしてもらうのみで、着替えの必要もなくそのまま病室にお入り頂けます。面会時間も制限しておりません。
3.救命救急士の研修
松江・安来メディカルコントロールに属する当院は、より地域の救急医療向上に役立てるよう救命救急士の研修を行っています。救命救急士の生涯教育としての実習、養成課程での病院実習、気管挿管実習、薬剤投与実習などを受け入れています。
なかでも気管挿管実習は麻酔指導医の管理下で、厚生労働省の指導手順に従って厳格に行っております。当院へ入院し手術を受けられる方には、「手術を受けられる予定の患者様へのお願い」という気管挿管実習に同意して頂けるかどうかの意向を問う用紙を配布しております。是非、安心して同意頂きますようお願いいたします。











