医療安全への取り組みは、医療従事者だけではできません。患者さん・ご家族の皆さんが共に取り組んでいただくことが、大変重要です。そのため、患者さん・ご家族の皆さんには、次のことにご協力をお願いします。
①医療従事者からの説明を聞き、わからない点があれば遠慮なくお尋ねください。
②ご自分の名前は、フルネームで名乗ってください。
③患者さんご自身の健康に関する情報は、できるだけ正確にお知らせください。
①患者さん間違いを防止するために、自ら名乗ってもらっています。
②入院中は、リストバンドを着用していただきます。
③文書等を受け取られたときは、必ず名前を確認してください。
①入院中は、スリッパなど脱げやすい履物や滑りやすい履物は履かないでください。
②トイレの使用など、ベッドから移動される時は、無理をせずに夜間でも職員を呼んでください。
転倒・転落は、医療従事者がいくら注意しても完全に防ぐことはできません。患者さんやご家族の皆さんが、転倒・転落の予防について理解していただき、医療従事者と連携して協力し合うことにより防ぐことができます。
高齢な患者さんが転倒・転落されますと、骨折されたり頭部打撲に伴う頭蓋内出血をおこしたりして重大な事故につながります。
当院では、多職種にわたる医療従事者が転倒・転落の予防活動に努めています。どんな些細なことでも遠慮なくお声がけください。